冷蔵庫で冷やしておいたグラスに氷を入れ、
市販のブラックコーヒーをコップに注ぐ。
ソファに座り、もらったチョコレートの封を開けて、本を開く。
寝る前に今日を振り返ったら、
この数十分間の読書タイムが本日のハイライトとして
脳内再生されるに違いない。
ページをめくりつつ、チョコをつまんで、コーヒーを飲む。
うまい。
味覚に集中しすぎて、内容を理解しないまま、本を数ページ読み進めていた。
そして、あらためて、やっぱりチョコレートとコーヒーって
合うんだな、と感じる。
共に種子由来のモノだからと聞いたことがある。
合うわー。でも正しい理由はわからない。
本を机において、チョコの箱へ目をやると、
これが抹茶味だったことに気づく。
ここで違和感であります。
液体同士ではきっと出会わなかった二つの飲みものが
チョコが間に入ることで、
こんなにも素晴らしいマリアージュを生み出しているとは。
抹茶を飲んで、コーヒー飲んでも、こんなに美味しく感じないはず。
どういうことなんだ、これは。
というか、
二つをこんなに素晴らしく繋いでいるチョコがすごいのか。
違和感がチョコへの賞賛へ変わっていく。
チョコすげーな、とか思いつつ、
ではコーヒー味のチョコを抹茶のお菓子に選んだら、
そのまた異なったマリアージュを生み出すのだろうか、
という考えにいたり、
そのことを、忘れぬように記録しているのであります。
あーねむ。
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