2009/10/31

塩と砂糖。

①塩と砂糖。

よく間違える。

と、友人が言っていた。

あるある。

人間の目は味覚を持たないから。

そこで、区別するためにフタに印を書こうとしたとき、

あなたなら何と書くだろうか。

多くが場合がその名前だと思う。

僕も、そう考える。

でも、「甘い」「しょっぱい」

「プリンに使う」、「おにぎりに使う」

「塩と間違えやすい」「砂糖と間違えやすい」

       ・
       ・
       ・
       等々、

区別するための言葉はたくさんある。

ものを見る角度は、分度器の目盛では足らない。

僕らがいつも話す言葉は、そのことを教えてくれている 。

もし、この教訓を忘れて、僕が塩と砂糖を再び区別しなければならなくなった時、

少し長くなってもいい、

そのフタに名前以外の文字を書く遊び心と想像力を

持ちたいと思う。


あとがき
フタの区別は、中身の区別とは違う。

この二つの区別は、一見同じものを区別しているように見えるけど、

異なった対象を区別していることなんだ。きっと。僕らが概念的につなげているだけ。

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