①塩と砂糖。
よく間違える。
と、友人が言っていた。
あるある。
人間の目は味覚を持たないから。
そこで、区別するためにフタに印を書こうとしたとき、
あなたなら何と書くだろうか。
多くが場合がその名前だと思う。
僕も、そう考える。
でも、「甘い」「しょっぱい」
「プリンに使う」、「おにぎりに使う」
「塩と間違えやすい」「砂糖と間違えやすい」
・
・
・
等々、
区別するための言葉はたくさんある。
ものを見る角度は、分度器の目盛では足らない。
僕らがいつも話す言葉は、そのことを教えてくれている 。
もし、この教訓を忘れて、僕が塩と砂糖を再び区別しなければならなくなった時、
少し長くなってもいい、
そのフタに名前以外の文字を書く遊び心と想像力を
持ちたいと思う。
あとがき
フタの区別は、中身の区別とは違う。
この二つの区別は、一見同じものを区別しているように見えるけど、
異なった対象を区別していることなんだ。きっと。僕らが概念的につなげているだけ。
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