2015/09/09

違和感マリアージュ

冷蔵庫で冷やしておいたグラスに氷を入れ、
市販のブラックコーヒーをコップに注ぐ。
ソファに座り、もらったチョコレートの封を開けて、本を開く。

寝る前に今日を振り返ったら、
この数十分間の読書タイムが本日のハイライトとして
脳内再生されるに違いない。

ページをめくりつつ、チョコをつまんで、コーヒーを飲む。
うまい。
味覚に集中しすぎて、内容を理解しないまま、本を数ページ読み進めていた。
そして、あらためて、やっぱりチョコレートとコーヒーって
合うんだな、と感じる。
共に種子由来のモノだからと聞いたことがある。
合うわー。でも正しい理由はわからない。

本を机において、チョコの箱へ目をやると、
これが抹茶味だったことに気づく。

ここで違和感であります。
液体同士ではきっと出会わなかった二つの飲みものが
チョコが間に入ることで、
こんなにも素晴らしいマリアージュを生み出しているとは。
抹茶を飲んで、コーヒー飲んでも、こんなに美味しく感じないはず。
どういうことなんだ、これは。

というか、
二つをこんなに素晴らしく繋いでいるチョコがすごいのか。
違和感がチョコへの賞賛へ変わっていく。
チョコすげーな、とか思いつつ、
ではコーヒー味のチョコを抹茶のお菓子に選んだら、
そのまた異なったマリアージュを生み出すのだろうか、
という考えにいたり、
そのことを、忘れぬように記録しているのであります。

あーねむ。

2015/09/03

高いの反対側には何があるか

母と子が手を繋いで歌っている
「屋根より高いこいのぉぼぉり〜♪」

男性が近寄り、母に尋ねる。
「すいません……、その鯉のぼりって、おいくらですか?」

母と子「「(そっちぃぃぃ!!!???)」」

ふと、先日の高菜の件で思い付いた。