少し前までは、掲示板やSNSなどの書き込みで自分の知りたくて困っていることを尋ねる人を見かけた。
しかし、最近はもう見ない。
きっと、それはほろんど「教えてgoo」や「ヤフー知恵袋」に書いてあって、そこになくとも
「<知りたいこと> とは」と入力すれば大体の場合、分かるからだ。
最近のネットユーザーはそれをわかってきたから、「教えてgoo」などのサイト以外では、もう聞かないんだろう思う。
そのようなことが浸透仕切るギリギリの状態の時まで「ググレカス」「ヤフレカス」という言葉が
ネットスラングで使われていた。
しかし、もうすでに人は知りたいときにググること、ヤフることを覚えた。
「ググレカス」が死語になる日も遠い日ではない。
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このニュースを見て、婚活という現象を初めてリアルの世界で知った気がする。
http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/090521/bbl0905210751000-n1.htm
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都市には、あらゆる欲望を受け止めてくれる受け皿がある。
と、ある本に書いてあった。
しかし地方にはその受け皿は十分にあるかと言えば、肯定はできない。
その都市と地方の差をインターネットは埋めることができるか。
ある程度はできると思うけど、限界が必ずある。
それは欲望の種類にもよると思う。購買への欲望はある程度満たすことができそうだけど、
「何かを楽しむ(例えば、おしゃれなカフェでテート)」ことに関しては、画面の前でその欲望を満たすことはできない。
身体を用いて果たすような欲望の充足は画面だけを相手する現在のネットでは無理だと思う。
この身体と画面の物理的なギャップはなかなか埋まらない気がする。
このギャップの上に、昨日少し考えた新聞の生き残る道が敷けるのではないかと、本を読んでいて感じた。
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