一人暮らし。
足の小指を冷蔵庫の角にぶつける。
一人で「ちきしょー」と言いながら、布団にうずくまり悶絶する。
あああーめっちゃ痛い…
爪が割れてはいないだろうか、
血は出てないか。
ばんそうこうの場所なんて、もう忘れてしまった。
よかったよかった。爪は割れてない。
でも痛い。
半年に一回、おっちょこちょいなら三か月に一回くらいあるアクシデント。
日常の小さな悲劇です。
でも、この悲惨な風景、
そばで笑ってくれる人がいれば、
少しマシになるのではないか。
小指をぶつけた甲斐もあったという気になります。
「この痛みも無駄じゃない」感あります。
中身にもよるけれど体験したり話したりして、不幸を他人と共有することは、
少しだけかもしれないけれど、その不幸を和らげる。
昨日、愚痴とか弱音というか、自分のちょっとした残念なことを電話で友人に話した。
話すことは一人でもできるけれど、聴いてもらうことは一人ではできない。
「聴いてもらうことの力」をちょっと実感した。
ちなみに、僕は小指ぶつけてません。
0 件のコメント:
コメントを投稿