2011/05/30

一人の悲劇。二人なら喜劇。

一人暮らし。

足の小指を冷蔵庫の角にぶつける。

一人で「ちきしょー」と言いながら、布団にうずくまり悶絶する。

あああーめっちゃ痛い…
爪が割れてはいないだろうか、
血は出てないか。
ばんそうこうの場所なんて、もう忘れてしまった。

よかったよかった。爪は割れてない。

でも痛い。


半年に一回、おっちょこちょいなら三か月に一回くらいあるアクシデント。
日常の小さな悲劇です。


でも、この悲惨な風景、
そばで笑ってくれる人がいれば、
少しマシになるのではないか。


小指をぶつけた甲斐もあったという気になります。
「この痛みも無駄じゃない」感あります。


中身にもよるけれど体験したり話したりして、不幸を他人と共有することは、
少しだけかもしれないけれど、その不幸を和らげる。


昨日、愚痴とか弱音というか、自分のちょっとした残念なことを電話で友人に話した。
話すことは一人でもできるけれど、聴いてもらうことは一人ではできない。
「聴いてもらうことの力」をちょっと実感した。


ちなみに、僕は小指ぶつけてません。

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