2011/06/26

奇跡の一手とは何か

オセロには試合が決定するためのパターンが決まっています。

そのパターンの数は計算可能。
というのも、64のマスを交互に埋めていく作業だから、
そのパターンの数は簡単に計算できるのです。
(これはチェスや将棋にも適用できる考え方にも思えます)

プレーヤーはマスを埋めていくことは、
たくさんの可能性の中から試合が終わるまでのパターンを一つ選び取っていく作業
ということができます。

それを繰り返すことで、プレーヤーは自分の勝つ結果を生もうとしている。
オセロでいうと、64マス埋める作業をプレーヤー相互で行っていく。
その埋めるプロセスには何通りものパターンがある。
64マス埋まった時、自分の色のコマが多いようにそのパターンを選んでいく。

オセロをするということはこういうことではないでしょうか。
となるとパターン数が決まっている中で、
打たれる一手には「奇跡の一手」は無いと言えそうです。
決まった数の選択肢から、ひとつを選ぶことは奇跡の一手とは言いにくい

でも、試合の途中、「自分の勝つ」ための選択肢が少ない状況で
選択肢を選ぶということ、例えば25個の選択肢があって、
その内1つしか勝利に結びつく選択肢がない場合
その選択肢が「奇跡の一手」と言われるのかもしれません。

そして、コレはオセロだけでなく。、
将棋やチェスにも言えることのように思えます。

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