2012/07/29

ファッションとSNS


先日、人と話していたこと。

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SNSが発展したことに寄って自己表現の場所がひとつふえた。
そのためファッションの表現の場としての価値が
相対的に下がった。


ネット通販でも一定レベルで洗練された服を見て、
購入できるし、コーディネートも見ることができる。


ストリートスナップだって雑誌より、はるかに多い枚数を見られる。
だからファッション誌を買う必要性を どんどん感じなくなっている。

「試着ができない」というの心配もAR等の技術で
カバーできるようになってきていて、
むしろ試着できない分、自分のウエスト等のサイズを
覚えるようになっているのではないかとも思う。
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この話をしていて
ファッションって自己表現のひとつだったなー
ということに改めて気がついた。


どう見られるかを明確に意識して
服を選んでいる場合は多くはないかもしれないけれど、
何を選んでいないかで、
一定の表現の意識は働いていると思う。




その昔、有名な写真家が
「写真は写さない。写真は表現する。」的な
ことを言っていたと記憶していますが、
服も着ることで、何かしらの表現しているんだなと
気がついた次第でございます。



そして、SNSでのつぶやきや写真も、
自分がどう見られたいかの表現であって、
ニュートラルな日常の記録ではない。

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