2013/12/11

酒と年末の噺

忘年会の季節がやってまいりました。

酒飲みは
奴豆腐にさも似たり
はじめ四角で
末(すえ)はぐずぐず

と、江戸の時代にうたわれているように、
昔から、お酒にだらしない人はいたようです。

今でも、はじめは背筋をピンと伸ばして飲んでいても、
しまいには乱れて、べろんべろん。
幹事なのに忘年会だからって飲み過ぎて、トイレで寝ちゃって、
起こしても「あ、すいません。お先に失礼します」なんて言って、
間違って上司の靴を履いて帰宅なんて人もいるかもしれません。
んー、いないか…。


お酒が発明されたのは紀元前4000年とか5000年よりも前とのこと。
それでも今日、そういうだらしのない人間が残っているということは、
彼ら/彼女らに、それなりの何かしら魅力があるということなのでしょうか。
だから、惚れる人がいて、夫婦になって、子が生まれ、
血は争えず、その子もやがて…
ということなのかもしれません。
いや、無いか…。
飲んでからの品行の良さと、
遺伝子的なトコロは関係しているかはわかりませんし…。


最近、落語に関する本をいくつか読み、知ることが多くありました。
すると、どうやら年の瀬にやる定番の噺があるらしい。

これもまた、お酒にだらしない男の噺。

【 古今亭志ん朝 芝浜 】(46分09秒)

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