2013/10/30

ノーリハで、ぶっつけ本番。それが人生。

先日スタバへ行った時、
ドリップコーヒーとシュガードーナツを注文しました。

するとスタッフさんから質問

シュガードーナツお好きなんですか?
ワタシも最近はまってるんです!

そんなことめったに聞かれませんが、よくお世話になってるお店なので
「そうなんですよー」的な当り障りのない返事をしようと
顔を上げましたところ、その方がたいそうな美人。

これは、そっけない言葉を返すわけにはいかんと、
スケベ心がスイッチオンしまして、
なんか気の利いた返しを考えるものの、
完全に不意をつかれているものですから、しどろもどろで

はい、丸いものには目がないんです!
お昼ごはんにもちょうどいいですよね。 

という的を射ているどころか、回答の矢を明後日の方向に全力で放つという
それはそれは、目を覆わん、耳を塞がんばかりの
ひどい有り様でした。

あらかじめ声かけられると教えておいてくれれば、
こちらも、それなりの回答を用意しておけるというもの。
しかし、そう自分に都合のいいようにいかないのが、
この世界なのですね。


そのとき、昔見かけた酔っぱらいが小声で放った一言

人生にリハーサルはねーんだよ…! 

が、

ああ、あれは、これか

と、ものすごいリアリティでもって、僕の中を駆けぬけました。


で、その後、なんて答えればよかったのか、
ドーナツを食べながらひとり大反省会が開催されたのはいうまでもなく。


正解は、まだ見つかっておりません。

2013/10/26

本日の3つ_20131026

1)十人十色

たしかにそう思うのですが、
百人いると、三十色くらいになると思ってる。


2)古本まつり
本日中止らしいから行かなかった。

で、2013/06/18に書いた本屋に行った。
今回はトクマルシューゴさんがかかってました。
内装は普通の古本屋さんなんですけどね。

『river low』が流れていた気がする。

※コレ違うけど載せとく。


3)「SONY」のロゴ
電車の中で、ふと目にに入ったスマホがSONYのやつでした。
黒字に白で「SONY」の文字が入っていたのですが、
じっと見てると、コレが、かっこいい。

ちょっと横に潰れたような感じの「S」と「O」のフォントのやつです。
アレは、なんてフォントなのでしょうか。


タグライン無しの方がいい。


もう一個
4)非対称

小咄にもあるように、
うなぎを焼く匂いで、ご飯は美味しくなる。
もしかすると焼き鳥の焼ける音があれば、
ビールをより一層おいしく飲めるかもしれない。

でも、逆はないと思っている。

2013/10/19

ホトトギスが なかない場合


昔の天下人は、ホトトギスのなき声がよっぽど好きなようで、
例えば信長は
なかぬなら、殺してしまえ、ホトトギス
 などと詠んだとも言われています。
詠んでなくとも、信長の為人を、分かりやすく表した句ではあります。


そして織田家の末裔と言われているフィギュアスケーターの織田信成さんも、
ご先祖様に負けじと詠んでおります。
なかぬなら、それもいいじゃん、ホトトギス
「いいじゃん」っていうところに若さが出ている感じがします。
しかし織田家なのにPOPすぎる気がする。


僕の友人は、
なかぬなら、理由(ワケ)を聞こうか、ホトトギス
これは、なかなかうまいこと言ったなと思いました。
その本人も、自分をよく表しているとのこと。


じゃあ自分はどんなものを詠むかと、考えてみるけれど、
これが、なかなか難しい。

1)
なかぬなら、ギャラは半分、ホトトギス
半分出ればまだいいほうでしょうか。
というか、僕には払えるほどのギャラが手元にありません。


2)
なかぬなら、鳥語で説得、ホトトギス
ちょっと!ドリトル先生かチョッパー呼んできてー!

鳥語を話せる人こそ、本当の「トリリンガル」というのは、
誰が言ったか知りませんが、
いかにもおっさんが思いつきそうなことですね。。。
ちなみに僕は鳥語を話せません。


3)
なかぬなら、今夜は焼き鳥、ホトトギス 
タレにする?塩にするー?
と、そんなかわいそうなことはできない。


4)
なかぬなら、今夜はお預け♡、ホトトギス
とりわけオスに有効かもしれません。
が、僕もオスです。


5)
なかぬなら、なくまで待って、日が暮れた
ああしたい、ずっと思って何もせず、
気づけば締め切り、ある日迎える。
そんな自分はコレかもしれません。
ホトトギスを抜くというチートをして、
やっと、という感じ。

「なかぬなら」と「ホトトギス」は決まっているので
7文字で、これぞというものを出さなきゃならない。
難しいもんです。

自分にはまだ語彙と人生経験、
それに自己分析が足らないかもしれません。


なかぬなら、あなたはどうるする? ホトトギス


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こんなものもございます。
鳴かぬなら を集めてみました ホトトギス (twitterhttp://matome.naver.jp/odai/2135227984613208701

2013/10/14

親と子

その昔、美濃、今の岐阜県ですね、に
「こさじ」という若者がおりました。
これが、とっても親孝行な息子でして、
父が、お酒が好きでありましたから、
一所懸命働いては、毎晩欠かさずお酒を出してやっておりました。

ある時、こさじが長旅に出なればならなくなった。
留守の間、酒好きの父が困るだろうから、
どうか滝の水が酒になりますように、と念じたところ、
その心が神さまへ通じたのか、こさじが汲んだ水は酒になった。

これは、めったにない素晴らしいことだというので
年号が「養老」と改められた、という話を聞いたことがあります。


今は平成、僕も、こさじさん並みの孝行ができれば
いいのですが、貧乏暇なし、なかなかそうはいかない。

しかし、社会人になり自分で稼いで、
なんとか生活しているのは、
一つの孝行とも言えるのかもしれません。

というのも、親は子育てから解放され
時間とお金を自分のために使うようになった。
新しい趣味を見つけ、旅行にもよく出かけているようです。

話す時も「親として」のような変なかしこまりもなくなり、
仕事の事や、世の中の事などをしゃべるようになった。
大人と大人の会話になってきたなあと感じます。


だか、しかし

先日、親戚と両親とご飯を食べた時、
酔った父親が「この人(母)には、本当に感謝しているんですよ」と言う。
そんなこと、これまで一度も聞いたことがない。
このおっさん、父のことですが、は何を言っているんだと、
びっくりしていたら、

「初めて会ったのは何の時だ」
「第一印象はどうだった」

など、親戚もそんなことを根堀り葉掘り聞き始める。
父もそれに快く回答、そこに、まさかのノリノリで母参戦という、
中年が恋バナで盛り上がる謎の空間ができあがっておりました。

まあ、色々と親の知らない一面を知ることができて、
面白かったのですが「その結果が僕か」という
謎の恥ずかしい気持ちは、酔っても拭えず、
少し冷静に刺し身を食べたのであります。

父母の 馴れ初め話に 子がてれる

大人になっても、子にとって親は親だなと感じた次第

2013/10/06

最近の小学生の会話

人から聞いた話.

ある小学校1年生と2年生のおやつを食べながらの会話


小学2年生「終わったな」
小学1年生「うん。泣いとったな」
小学2年生「最後、とばされとったな」


『半沢直樹』について話してたらしい。

おませやなー。

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▼最近聴いている

2013/10/05

変わった名前

職場が入っているビルの1階にはコンビニがあって、
よく豆乳を買いに行きます。

先日、いつもの様に豆乳を買いに行ったら、
レジに海外のアジア系の新人バイトさんがいました。

お会計の豆乳代100円を出そうとしたその時、
ふと、そのバイトさんの名札が目に入りました。

僕は目を見張った。

名札に

ぴざまん

と書かれていた。

あかん。

もう必死にこらえながら、お金を渡した。
日本において、その名前は酷すぎるだろうと。

キミの横で蒸されているコレも「ぴざまん」だよ
と教えてあげたかった。
なんなら頼もうかと思った。



しかし、どうやら事情は違うようで、
名札のところにオススメの商品を書いているようで、
名札の右上には小さく本名が書かれていた。

他のスタッフのオススメも、なぜか肉まん系をプッシュしていた。
しかも全てひらがな表記。

メガネを掛けたチーフは「めがにくまん」
(チーフだけあって高価格帯のセレクトだ!
 「めがね」と「めが」をかけているあたりもポイント高い!さすがチーフ!)

若い女性スタッフは「ごくうましおぶたまん」
(この子が「しおぶたまん」を付けているだけでいやらしいのに、
 先頭に「ごくうま」が付くことで、卑猥な感じが増しているぞ!
 「私は、ごくうましおぶたまんです」って言って欲しいな!)

ある女性スタッフは「だいこん」
(あれ!肉まんじゃな……はっ!そうか!最近始まった「おでん」ですか!)


今後のオススメラインナップに期待です。


毎日豆乳を買いながら、
こういうこと考えている僕は、
ほんとうに、どうしようもないです。

2013/10/02

秘境に行ってきた

飯田線に乗りました。
飯田線は、豊橋と飯田を結ぶローカルな路線で、
「秘境駅」呼ばれている駅がいくつかあります。

秘境駅とは、
「人家のほとんどない地帯に存在する駅のこと」(Wikipedia)らしい。
これは冒険の匂いしかしない。行くしかない。


豊橋から「秘境号」なる特別列車も出るくらい結構人気な秘境駅。
でも僕が行く日には秘境号は出ておらず、通常の電車で向かいます。


鈍行で2時間くらいかけて「小和田」という、
全国秘境駅ランキング2位の駅に到着。
飯田線内最上位で、いきなりのラスボス。
ゲーム開始後、いきなりムドーを倒しに行くドラクエ6の展開が頭をよぎります。
その時、勇者たちはムドーにやられてしまうけれど……
僕もやられました。

僕の脳内「秘境駅→人気の駅→そこそこ電車来る」
JRの脳内「秘境駅→人住んでない→電車が止まる必要がない」

ということで、次の電車まで2時間半待ち。
時間的に、もう次の秘境駅行けない。
じゃあ次の駅まで歩くかっつっても道はなく、
山に挟まれ、

右も

左も


トンネル。

秘境だから携帯も圏外。
スタンドアローン。
陸の孤島に残されました。

このことに気付いてから、
ここでマムシに噛まれたら死ぬなって、ずっと考えてた。

くそう、ルーラさえ、ルーラさえ覚えていれば。
せめてケアリーか。


「おお、勇者よ。次の電車を調べてないとは情けない……」
どこかの王様の声が聞こえた。


次の電車まで、とても暇なので、その辺りを散策。
キメラのつばさが見つかるかもという淡い期待はない。


昔、人が住んでいた塩沢集落を目指します。片道60分。
遠い……。




20分くらい歩いて、ようやく人の住んでた跡っぽいところについたのですが、
人が住んでいないって聞いていたのに、妙に生活感のある雰囲気。

マジなのか気のせいなのか、家の中から音が聞こえてきたので
怖くなって駅まで帰りました。

あと、この往復で、蛇を二匹見た。
ふつうに道をニョロニョロしていた。
今年はへび年だからでしょうか。


あと、こんなのが道に落ちてた。

昭和か。


戻ると、駅舎の中に、
この駅を訪ねた人がメッセージを残したノートを発見。
昭和58年から今までの分があった。
昭和から平成への元号の変化や、
消費税の導入など、当時のご時世がうかがえるメッセージがたくさんあった。
タルるートくんの落書きとか、今の若者は分かるのだろうか。
30年前の文章を読むという不思議な感じ。


駅舎の中をよく見てると、
落ち葉だと思っていたモノが蛾だったことに気づく。
なんと、手のひらサイズ。
手のひらサイズって、お前はハンディカムかと。
SONYもびっくり。


あと小和田駅は、愛知、長野、静岡の県境が交わる場所らしく、
こんなものがありました。

なんか仲悪そう。


あとトカゲとバッタを大量に見て、
ブラブラしてたらカマキリ発見。

美しいフォルムに、うっとり。


そんなこんなしていたら、
2時間は余裕でたちました。

途中少し寝たけど、
マムシに噛まれなくてよかったです。

今度は秘境号で来ようっと。

あと今度から、ちゃんと写真撮ろう。